岡山理大学附属高等学校勤務
昭和63年6月10日(金)昭和63年就職講演会


昭和63年就職講演会

実施日:昭和63年6月10日(金)

会 場:理大付属高校 体育館

対象者:3年生(工業部全員、普通部就職希望者)およびその保護者

日 程:昼食後、生徒は体育館に集合

12:30~12:40 校長挨拶、講師紹介

12:40~12:55 "本校の就職指導について"   堀井

12:40~13:25 "企業の求める人材"      山陽立石精機(株)社長 宮崎定男氏

13:25~13:45 "実社会のきびしさ"       トヨタカローラ岡山(株)片山忠男氏(昭和43年機械科卒)

13:45~14:00 休憩

14:00~14:15 "企業はどのような人を採用するか" 黒崎

14:15~14:35 "就職するまでの手続き"     仲村

14:35~14:50 "公務員の募集について"     金平

昭和63年就職講演会

昭和63年6月10日 "企業はどのような人を採用するか" 黒崎

1、企業の特質

1-1 金業はそれに属する人達だけで、利益をあげる活動をしている。利益があげられなければあらゆる合理化努力をして、それでもうまく行かなければ資産を食い潰して極端な場合は倒産してしまう。

1-2 多くの人が協力して、世の中の人に役立ち、受け入れられる物、或いはサービスを作り出している。

2、"企業はどのような人を採用するか"ということについては、企業の以上の経済原則にたつて考えてみると判断できる。

2-1 利益が上がらなければ潰れるという点から考えてみる 高卒は基礎的な勉強はしているが専門的な知識はありません。すぐ世の中で役立つことは出来ない。利益に結び付く仕事ができません。何故この様な人を採用するのか。将来出来るかぎり速く役立つ人間になって欲しいとの期待で採用しているのである。将来成長する人を見込み採用するのであるから出来るかぎり将来性のある人を採用します。

2-2 多くの人が協力して企業の目標に向って働いている。企業活動は団体生活であり、協力して気持ちよく働ける職場を作り企業の目標を達成しようと努力している。従って勝手なことは望ましくないことであり、また許されないと考えなければなりません。

職場における実践三大原理がある。

(1)礼を正す 挨拶をするということです。朝、職場に出勤すればお互いに明るい拶を交わし、夕方仕事が終わり帰るときにも挨拶するということです。挨拶が出来ないようでは困ります。

(2)場を清める 職場を整理整頓してごみをなくしておくことです。製造会社で立派な製品を作り出し、職場の安全を確保することにもなるものです。

(3)時を守る 五分前には出勤して仕事場につき、定刻には仕事を始めます。仕事が終われば翌日の準備をして帰ります。遅刻、早退、無断欠勤するよでは問題になりません。

 ある企業の高卒採用着眼点は以下のようです                   

1、明朗闊達 2、誠実 3、率直 4、忍耐力 5、挨拶ができる 6、創意工夫 7、健康(順序ふ同)。

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