柴山全慶老師 『花語らず』
そうしてふたたび枝に帰らない/けれども
その一時一処に /この世のすべてを託している
一輪の花の声であり /一枝の花の真である
永遠にほろびぬ生命のよろこびが
悔いなくそこに輝いている