平成2年7月18日水曜日
▼昨夜(今朝)0時半過ぎに寝たが、4時半に目が覚めて眠れず6時過から散歩。 9:00 大学の cafeteria で朝食 10:00~ 生徒は English conversation class に参加。 先生たち・添乗員は学校の見学。
1.学生の放送・新聞設備、本屋・学用品の棟。
▼昼食 屋外でハンバガー(ホットドッグ)・野菜サラダー・飲み物。出前専門の店が準備していた。
▼「かけはしさん」訪問 大正10年(奥さん)生れ。ご主人が脳血栓で倒れてリハビリの最中。これまで毎年、岡山理科大学関係の host family になられている。日本社会の情報源にされている。奥さんは家で縫物をされている。外人女性の声もしていた。 日本人にたいするアメリカ社会の変化を例え話しで話されたのが、アメリカの人が日本人の見方の移り変わりと同時に日本人のアメリカへの溶け込みをしることが想像できた。
奥様の時代
日本人であることに肩身が狭かった。
★ホームスティ(Home Stay) Brent W.Young 氏の自動車で彼の家に行く。 自動車から見た町は静かで治安もよく全く不安は無さそうである。 奥様は買い物に行っていると言っていたが既に帰られていた。 早速2階の私のための寝室(個室)に案内された。 それから家の中を全部案内され、気楽にしてくれと言われた。服を着代えた。 家の作りは2階建。2階は寝室が3部屋。家の前は広い芝生の庭がある。約300 坪位。 昨日、花屋で花を買いたいと大学での案内人(レスリングの champion )に言ったところ、君は gardener? かと言われたが、なるほどこんな庭があればこんな挨拶になることが分かった。庭の一角に野菜を植えていた。レタス、ピーマン、トマトなど。兎が出てきて食いちぎるので網で囲んでいた。 ▼家事の分担 主人と奥さんが料理を始めた。ステーキである。屋外のガスオーブンで焼く。3人前、50センチ×15~20センチ位の大きさである。主人の担当である。奥さんは野菜サラダーを作る。夫婦で準備。 家族の話し:私の家では家内は働かずに家にいる。私は料理などしないと言うと。余り不思議な顔をしない。(仕事を分け持つと言う考えからおかしくないようである)。この家族は夫婦が大学で働き、奥さんは大学院の博士過程を勉学中である(生涯学習と資格を取ることにより仕事が変わり収入もよくなる)。当然家事も分担している。ご主人が奥様の勉強の手伝いを日曜日にはされている。 指導力:彼等には高校生の娘さんがいる。Michigan に summer camp の指導に出掛けていた。夏休みの過ごし方が推察できた。高校生の指導力の養成に役立つのではないかと思う。奥さんは 34 歳,主人は 43 歳位。主人の子供か? ▼夕食 皆な好きな飲み物。主人はバーボン、奥さんは葡萄酒、小生はビール。
1.食事中 頻繁に美味しいと、お互いに作ったものを誉め合う。ステーキは主人が焼き、野菜サラダーを奥さんが作った。日本の肉のコスト、食前食後の挨拶など会話が弾んだ。また、日本では考えられないくらい会話を楽しむようである。
▼食後、家の key を渡してくれた。朝食は自分で好きなものをたべなさいといわれた。小生は何もできないので、卵のスクランブルの作り方を教えてもらった。自分たちの生活のリズムは壊さないで、しかもお客さんにも自由にさせることのようである。
夜、遅くまでご夫妻と歓談。当時の私は英会話がすこしできていた。
ご主人の名前 Brent & Mindy Young 参考:後日談:Brent & Mindy Youngが翌年、来日されて、我が家に来られて、家内と一緒に天ぷらを作って、会食したのが忘れられない記憶に刻まれている。 ※:来日前の手紙 June 1.1991
Dear Mr. Kurosaki
I will say SAYONARA for now.
写真をクリックしますと少し大きい画面になります。 Please click on each photo, so you can look at a little wider photo. 平成二十五年十二月二日 |