岡山市で開業されていた赤枝郁郎先生が作成された「泥仏」を村山正則 先生(医師)が展示されていたものを描かれてたものを紹介いたします。 赤枝先生は曹源寺に出入りされていました。そのお姿を時々見かけていました。 先生は岡山市北区建部町の庵(下記の地図参照)で製作されていました。 村山先生が書かれた賛は以下の通りです。 1の賛:なあ仏さん やさし目が 作りたいんです そんなに怒らないで 笑って下さい 2の賛:愉快な仏さま 3 の賛:仏さんの首の下に三本の首環のような縄があるやろう…… 4 の賛:縄をぐにゃぐにゃと傾く 5 の賛:夢に泥仏さんが出てきて指が痛いと云う 6 の賛:泥仏不渡水 木仏不入火 金仏不入爐 真仏柴内裏 7 の賛:愉快な仏さま 8 の賛:夜が更けると 独りぼっちの草庵はひとしほ 独りボッチが 身に沁みてくる 香を焚いて泥仏さんをひねる 静かな香の日は慈愛に 満ちたお顔の仏さまが 誕生している 9 の賛:仏さんは おしゃれがよい ついつい首飾りをつけたら 腕環をつけてしまう 「泥仏」と賛を読みながらご鑑賞ください。 2011.08.27原文、2024.10.22作成。 写真をクリックしますと少し大きい画面になります。Please click on each photo, so you can look at a little wider photo.
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