腰骨を立て通そう
 しっかりした人間になる手はじめは、まず二六時腰骨をシャンとことです。それには
 
 (要領)  
 
(一) まず、お尻をうしろに引き、
 
(二) つぎには腰骨の中心を、ウンと前へ突き出すのです。
 
(三) 最後に下腹に力を入れて持続すること─━
 
 そうすると、肩の気張りがとれ、全身の力が臍下丹田(せいかたんでん)に収まって、ごく楽になり、ドッシリと落ち着いた人間になれます。
 
 このような姿勢を、一日中つづけることによって、われわれ人間には、注意の集中力と持続力が身につき、その上さらに、判断力も明晰になるのです。否、そればかりか、一だんと行動的実践的な人間になれます。
 
森 信三先生(講和の一説)より
 
※森 信三先生については、検索ください。
 
※写真の3からは、「立腰絵はがき 森信三先生百年記念」に作成されたものです。
 
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 立腰教育入門 | 
 
 終身教授録 | 
 
 
いいしせいですわっていると/こころがからだのまんなかに/あるのです | 
 
 ぼくはりつようしせいのとき/がんばってこしぼねを立てています/先生に「ごうかく!!」いわれたときはうれしくなったです |  
  
 
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ほうきとちりとりはとってもなかよし/ゴミをおしたりとったり/さいごはゴミばこへゴミのすべりだい | 
 
 
 
トイレのスリッパを/いつでもそろえよう/どこでもそろえよう/人のでも/そろえるのを/あたりまえにしよう | 
   
 
森 信三先生 |  
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