曹源寺散策――秋――




 曹源寺(岡山市円山)は岡山藩池田家の菩提寺で臨済宗妙心寺派に属す禅寺です。藩主池田綱政により元禄11年に建立されました。現在では海外から来られた修行僧の方が大勢おられることでも有名です。

 平成26年10月29日(水)に曹源寺綱政公三百年遠諱が行われました。

 池田厚子様(日本の元皇族。昭和天皇と香淳皇后の第四皇女。旧名、順宮 厚子内親王。池田隆政夫人。今上天皇・常陸宮正仁親王の姉にあたる。伊勢神宮神職である神宮祭主。勲等は勲一等。)をはじめ、両備、山陽新聞、山陽放送などの財界人、曹源寺を守 る会の方、在家の方、曹源寺ゆかりの方、それに坐禅会の方など、約百名の方々が参加され本堂で行われました。

 本堂(仏殿)は備前の国第一の大建築で書院前にある禅庭は江戸中期の名園となっています。池の横に植えられた枝垂れ桜も春は見事で背後の山腹には歴代藩主の墓が並んでいます。本堂の左手から急な山道を5分ほど登ると三重塔があります。

 門前西から東側にかけては堀が取り囲んでいて、東側の水路は岡山市内では数少ない蛍の生息地の一つとなっています。

 県道岡山西大寺線「円山曹源寺入口」(トマト銀行曹源寺支店)の信号を北に折れると松並木の美しい参道です。ここからご案内致します。

 作成年月日:2014.11.03。写真撮影:川井さん

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参道━郷土記念物曹源寺の松並木

総 門

不許葷酒入山門

総門から三門への石橋(1)

総門から三門への石橋(2)



総門から三門への石畳

三 門

三門から見た総門

三門の左側の鼓楼

三門の右側の鐘楼━延命十句観音経を唱えつつ

本 堂

経 堂━内陣に輪蔵を置いている

仏足の刻まれている石碑(塔の上部に釈迦の誕生・修行・悟り・涅槃の生涯が刻まれている)

仏 足

瑞雲堂━開山塔━開山絶外和尚をまつる建物

坐禅堂の全景

坐禅堂入口

坐禅堂の内部

花梨 白壁の中に小方丈

お寺の玄関

庭園へ

庫 裡

浴 室

浴室の前の多羅葉(たらよう

開山絶外和尚、由利滴水和尚も使われた井戸

井戸のそばのフランスからの修行者

表書院

伝衣室と枯山水

庭園の心字池

心字池の舟着場

庭園の南側の茶室:投老軒

お庭からの秋の空


心池池にそそぐ臨済川

ねむりづかへの道標

ねむりづか:1

ねむりづか:2

古杏さんの句碑:かなかなや 朝の枕灯 妻と消す

正覚谷墓地(手前の下に池田家の墓がある)

正覚谷墓地:2

正覚谷墓地:3

三重の塔:1

三重の塔:2

三重の塔よりの南方俯瞰

備前州上道郡護国山曹源寺碑

ゲストハウス(海外からのお客の宿泊所)玄関

三門から総門へ

毘沙門天祭りに参加する人たち

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